ここまでの対策を全部試した。それでも口臭が消えないなら、次は歯科の出番です
舌磨きもフロスもマウスウォッシュも、このサイトで紹介している対策をひと通りやってみた。それでも口臭が気になる。そういうときは、原因があなたのセルフケアでは届かないところにあるかもしれません。歯周病、虫歯、歯石──これらは自分では治せません。でも適切な治療で改善できます。歯科に行くべきサインと、受診のタイミングをまとめました。
以下の症状が続く場合は歯科受診をおすすめします:歯磨き時の出血が1週間以上続く、歯ぐきの腫れや歯が浮く感じ、フロスを通すと腐ったような強い臭い、舌苔が異常に厚い・色が黄色や黒っぽい。これらは歯周病や虫歯が進行しているサインで、セルフケアでは改善しません。
脅なぜセルフケアだけでは限界があるのか
歯周病や虫歯、歯石は進行性の疾患です。早期発見なら簡単な治療で済みますが、放置すると歯を失うリスクもあります。
1歯周ポケットの奥は自分では掃除できない
健康な歯ぐきでも、歯と歯ぐきの間には1〜2mmの隙間(歯周ポケット)があります。歯周病が進行するとこれが深くなり、4mm以上になると歯ブラシの毛先は届きません。この奥深くに溜まった歯石や細菌が、慢性的な口臭の発生源になります。フロスや歯間ブラシでも届かない深さになると、もう歯科医院で専用器具を使って除去するしか方法はありません。
2歯石は自分では絶対に取れない
歯石は唾液中のカルシウムと細菌の塊が固まって石のようになったものです。一度固まると歯ブラシでは絶対に取れません。そして歯石の表面はザラザラしているため、さらに細菌が付着しやすくなり、口臭が悪化する悪循環に陥ります。歯科医院でのスケーリング(歯石除去)が必要です。
3口臭の原因は口内以外にもある
実は口臭の約10%は口の中以外が原因と言われています。副鼻腔炎や扁桃腺の膿栓(臭い玉)、胃の不調などが口臭として現れることも。歯科医院ではこれらを含めた総合的な診断が可能です。自分で「口が臭い」と思い込んで対策しても、原因が別の場所にあるなら効果は出ません。
守歯科に行くべき5つのサイン
歯磨き時の出血が1週間以上続く
歯ぐきからの出血は炎症のサイン。たまに出血するくらいなら心配ないことも多いですが、ほぼ毎日出血が続くなら歯周病が進行している可能性が高いです。放っておくと歯を支える骨まで溶かされてしまいます。
歯科検診の目安:3ヶ月以内歯ぐきが腫れている・歯が浮く感じがする
歯ぐきの腫れや、噛むと歯が浮くような違和感は、歯周ポケットの奥で炎症が進行している証拠。痛みがなくても要注意。痛くないまま悪化し、気づいたときには歯がグラグラになっているケースも多いです。
歯科受診の目安:1ヶ月以内フロスを通すと腐ったような強い臭いがする
健康な歯間なら、フロスを通してもほとんど臭いはしません。腐ったような臭いがするのは、歯間で細菌が異常繁殖して歯周ポケットから出血や膿が出ているサイン。これはセルフケアでは改善できない段階です。
歯科受診の目安:1ヶ月以内舌苔が異常に厚い・色が黄色や黒っぽい
舌苔は誰にでもありますが、異常に厚かったり色が変だったりする場合は口腔カンジダ症や全身疾患の可能性も。舌磨きで簡単に取れるなら問題ありませんが、こすっても取れない、すぐにまた厚くなるという場合は受診をおすすめします。
歯科受診の目安:早めに3ヶ月〜半年に1回の定期検診
症状がなくても、定期的な歯科検診が口臭予防の最も確実な方法です。歯石除去と歯周ポケットのチェックを定期的に行っていれば、口臭が慢性化する前に予防できます。保険適用で数千円程度で受けられるので、コスパの良い自己投資と言えます。
保険適用 約¥2,000〜4,000/回この記事は情報提供を目的としており、医学的診断を行うものではありません。気になる症状がある場合は、必ず歯科医院を受診してください。特に歯ぐきからの出血や膿、歯のぐらつきがある場合は、放置せず早めの受診を。歯周病は進行すると治療期間も費用も大きく増えます。初期段階なら数回の通院で改善することも多いです。
歯科受診前にできること
家にあるもので足りるものは先に書いています。買い足すときだけ、サイズ・送料・在庫を確認してください。